愛犬の問題行動に困ったら・・・。

こんにちは。

コーイケルホンディエのハム、3歳10ヶ月です。

 

自分にとっては可愛い愛犬も、他人様には見せられない一面を持っていたりするものですよね^^;

 

「なんでそんなことしちゃうの?」と頭の中は「はてなマーク」でたくさん(笑)




 

我が家のハム、家ではほぼ完璧な愛犬ですが(飼い主目線で・・・)、外に出ると完璧度が50%以下に激減⤵︎⤵︎

 

「どうしてそうなっちゃうかな〜」の連続です。

 

 

愛犬の問題行動はバツの悪いことですが、闇雲にしからず「どうしてそうなるのか?」をまずは理解してあげることが大切なのだそう。

 

そして、理解した上で解決方法を探るのが一番の近道みたいです♪

 

そこで数年前から読み始めた「ヴィベケ・リーセ」の行動学の本。

 

我が家のバイブル的存在です✨

 

すでに3冊読み漁っているのですが、ついに「ドッグトレーナーに必要な〜」シリーズの残り1冊を購入することができました♬

 

 

「複数の犬を同時に扱うテクニック」

 

タイトルを見て多頭飼い用の本だと思い込み、長らくスルーしていました💦

 

そしたら大間違い!

 

多頭飼いはもちろん、犬の幼稚園やドッグランでの一時的な集まり、はたまた道ですれ違う場面についても触れているめちゃくちゃ使える本でした。

 

出版は2013年とだいぶ前のため、在庫切れしている書店がほとんど。

 

増刷していないようで現在正規の価格で購入することは非常に難しいです。

 

すごーい嫌だったけど、かなり釣り上げられた値段で購入してしまいました(ノД`)

 

お近くの図書館で借りられる方はそちらをオススメします♬

 

では、ちょっぴり内容をご紹介します✨

 

|わかってるのに・・・ついついやってしまう飼い主のミス。

 

 

・パピーの頃から完璧であることを要求しすぎる。(→少しずつステップアップ方式で教える)

・コマンドが完璧に入っていないにもかかわらず、犬同士が遊んでいたり、匂いに集中しているような難しいシチュエーションで呼び戻しをする。戻らない愛犬に名前を呼び続ける。(→いつしか名前がBGMのようになって呼び戻しがきかなくなる)

・子犬期にドッグランなどで喧嘩を経験させる。(→トラウマとなり将来攻撃的になる可能性も)

・ドッグランなどで他犬との小競り合いの後、同情して愛犬を迎えると犬の防衛心を助長させる。明るく迎えること。

・小型犬の飼い主は体の小さい犬が吠えると笑うなどしがちだが、それが「吠え」を助長する。

・多頭飼いは先住犬と飼い主の協調関係が出来上がってから。新しい犬の教育を先住犬に任せっきりにしないこと。(→多頭飼いの方が野生に近い感覚を取り戻しやすいので、一頭ずつ協調関係を作り上げないと統制がとれなくなる)

 

|犬に関わる全員が知っておきたい!意外な行動とその意味。

 

 

・何かしている犬が動きを止めて固まったら・・・それは「警告」。近づかない方が無難!

・飼い主を待っている柱に繋がれている犬は、普段優しくてもその時はいつもの心理状態ではない。よほど面識がない限り近づかないこと!

・マウンティング行為はお尻に乗る以外にも。相手の背中を嗅ぐのは心理的に強い方の犬が行う行動。(→オス犬がメス犬に対してよく行う行動)

・どんな犬にもお腹を見せて「無害ですよ〜」アピールする犬は、時に相手をイラつかせて怒られることがある。(やり過ぎは子犬でも怒られることがある)

 

|意外!?こんな時はこれが正解!

 

 

・ドッグランなどで調子に乗りすぎた若犬を先輩犬が口を使って地面に押しつける行為があるが、「教育」か「序列争い」かの違いは地面に倒した後「口を緩めるか」「押さえ続けるか」の差。

・犬の喧嘩は可能であればどちらの飼い主でもない第三者が止めた方が良い。もし無理なら劣勢の犬の飼い主が止める。(→優勢の犬の飼い主が割り込むと犬が強気になる)

・狩猟犬は遊びから狩猟モードに切り替わりやすいため、狩猟モードになったら人間が遊びを止める。

・リードをつけて犬同士の挨拶をさせるポイントは、「リードを張らない」「互いに匂いを嗅ぎ合ったらすぐに2頭を離す」

・苦手なシュチュエーションに出くわして「ストレスホルモン」が一旦出されると、元のレベルに戻るまでに数日かかる。(→何か苦手なことがあった後に引き続き興奮状態が続き、ちょっとしたことでも反応する)

 

 

・・・と、少し抜粋しただけでも「なるほど!」な情報がたくさんです♬

 

本では多くの写真とそのボディランゲージについて詳しい解説がされています。

 

犬種によって使う「犬語」にも傾向があり、やはり似た犬種同士の方が上手く付き合えるのだとか。

 

また、育った環境によって「犬語」を正しく使えるワンコ、間違ってしまうワンコ様々いるそうです。

 

個々の犬の癖なども考えると「十人十色」ならぬ「十犬十色」ですが、この本が愛犬のメッセージを読み解く助けになってくれると感じています(*´∀`)

 

我が家も行動学の本を読むようになって、ハムの観察・分析をする癖がつきました。

 

完璧ではないものの、今では問題行動の予兆や対処方法、ハムの好き嫌い、遭遇したら避けられないシチュエーションなどいろいろ分類して頭に叩き込んでいます(笑)

 

それに相手のワンコの気持ちも理解できれば、自分の愛犬が行き過ぎている時に注意することもできますよね♪

 

これから「良いこと・悪いこと」どちらも今まで以上に経験していくハムですが、ハムの良き理解者となり、ポジティブな体験をさせていけたらな〜と思っています♪

 

 


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