迷子犬に遭遇。
こんにちは。
コーイケルホンディエのハム、6歳2ヶ月です。
先日ハムの散歩中に迷子犬に出会いました。
どう行動したら良いのか、いざその場になると判断が難しいものですね💦
ハムといつも通り歩いていたところ、てくてくと向かってくるワンコ1匹。
首輪もリードもしていないし、周辺に飼い主さんらしき人もいません。
こういう時「ドキッ」としますよねぇ😅
一人の時ならまだしも、愛犬を連れているといろいろ悪い事が頭をよぎります。
愛犬が襲われたらどうしよう・・・
喧嘩になったらどうしよう・・・
病気を持っていて愛犬に移ったらどうしよう・・・
とか。
もちろん
保護してあげたい・・・
という気持ちも同時に起こります。
この迷子ちゃんはどうやらハムに近づきたくて寄ってきたようです。
おそらく人に飼われていたワンコなんですね。
とりあえず野犬ではなさそうなので一安心。
興奮する様子もなく、ただただハムの近くに来ようとトコトコ歩く迷子ちゃん🐶
一見健康そうで気質も良い子ですが、病気や喧嘩の可能性がゼロではありませんので、安易にハムに近づけたくはありません。
愛犬の命を預かる者として、やはり最優先はハムの安全確保。
それに相手のワンコが攻撃しなくても、愛犬が相手のワンコを怪我させてしまうリスクだってあるんです。(この迷子ちゃんも犬が苦手なワンコに近づいて攻撃されてしまったと後日耳にしました)
とにかくハムを安全な場所に移してからでないと保護できません。
我が家はこういう時、絶対ハムを矢面に立たせないと決めています。
今までオフリードのワンコがハムに突進してきたこと数知れず😂(ドッグランじゃないですよ)
遊びたくてくる子もいれば攻撃的な子もいましたが、いずれもダッシュで突進💨
こういう状況では愛犬をリードでぐにゃぐにゃ動かして相手ワンコを避けようとしてもカラダに負担がかかるだけです。
それにワンコの俊敏さには敵わないので、結局愛犬を矢面に立たせる羽目になるんですよね。
なのでハムにロックオンして走ってくるワンコがいる時は、ハムを自分の後ろに立たせ、足を肩幅に広げて背筋を伸ばし、仁王立ちみたいな感じで正面から迎えます。
近づいてきたワンコに「ダメ!」と毅然と伝えると、飼い犬の子は大抵そこで立ち止まったりします。
なかなか立ち去らない場合は一歩前に出て2回目の「ダメ!」を伝えます。
攻撃的な子はそのまま突進してくる子がほとんどなので、ボディータッチをして注意を逸らします。(捕まえられるようなら捕まえるけど、ミスると愛犬が噛まれます😰)
ボディータッチは弱過ぎず、強過ぎず、机を強めにトントンする感じで首の横か脇腹を指先だけでタッチします。(1回だけです)
アメリカのドッグトレーナー「シーザー・ミラン」の受け売りで、我を忘れているワンコの脳のスイッチを切り替える方法なのだそうです。
指先をワンコの口に見立てて軽く噛むイメージです。(決して痛みを与えません!驚かせるためだけの方法です。)
これが効果覿面✨
大体の子はこのタッチに驚いて一瞬止まりますので、その隙に捕まえるか、自ら飼い主の元に走って行くのを見送るか。
あくまでも我が家の成功体験をもとに行っている方法なので参考程度にお願いします^^;
長くなりましたが、この過去の出来事が今回も役に立ちました♪
迷子ちゃんは「ダメ!」と言われると距離をあけて立ち止まるのですが、しばらくすると飼い主を避けてハムの後ろに回り込もうとします。
頭いいねぇ😅
なのでこちらも体の向きを変えて、「ダメ!」とまた一言。
とても根気強い子で数ミリ単位でジリジリ動いて前進(笑)
こちらも一歩前に踏み出し再び「ダメ!」
すると迷子ちゃんも一歩下がります。
けれど一向に離れていかないのでこちらから離れてみました。
するとついて来る〜😭
どれだけワンコ好きなのよ?
また先程の「ダメ!」を伝えます。
こんなことを5分以上続け、ようやく迷子ちゃんはその場から去って行きました。
とりあえずハムの安全が確保されたので、すぐに公園管理をしている事務所に報告に。
実は前日から公園をぐるぐる歩いていたそうで、すでに他の方が捕獲・保護に向けて動いているとのことでした。
周辺には大型トレーラーが通る道路。
一安心です😮💨
管理人さん曰く、迷子ちゃんは捨てられたのでは?とのこと。
聞けば5年ほど前までこの公園ではよくワンコが捨てられていたそうです。
周辺は工場ばかりで住宅地がなく、暗くなれば利用者はほとんどいないので捨てやすいのかもしれません。
発見初日はもっと元気だったそうですが、飼い主さんを求めて公園と周辺道路をずっと歩いてこの日はかなりお疲れとのこと。
もし本当に捨てたのであれば許せない行為です😡
|迷子犬を見つけたら。
今回は他の方々が保護に向けて動いてくれたとのことで自身では特に動くことはありませんでした。
しかし、もし自ら保護するときはどのように行動すれば良いのか気になったので調べてみました✨
①迷子ちゃんの画像・動画を撮影する、捕獲する
迷子ちゃんにとって一番良いことは、愛する飼い主さんの元に戻ること。
アクシデントで離れ離れになったのであれば、飼い主さんは必死で探しているはずです。
その飼い主さんがすぐに「うちの子!」とわかるように画像や動画を撮影しておくと役立ちます。
迷子ちゃんを捕獲するまでの流れ↓
・立ったまま声をかける
・犬の目線に合わせてしゃがむ
・犬から近づいてくれるまで待つ
・様子を見る
・低い位置から手を差し出す
・首輪やリードを装着する
※首輪やリードを持っていない場合は近くの人に頼んで代わりになるものを取ってきてもらう、誰もいない場合は静かにその場を離れ取りに行く
自宅でペットを飼っている場合はペットとは別のスペースに安心できる環境を作って保護します。
また鑑札や迷子札がついていないか確認します。
②連絡する
迷子ちゃんが身につけているもので飼い主さんの連絡先がわかるようであれば直接連絡をします。
迷子札などもなく飼い主さんの連絡先が不明な場合は以下の施設に連絡をします。
・保健所
・動物愛護センター
・警察(交番)
マイクロチップが装着されている場合は保健所や動物愛護センターで登録情報の確認が可能です。※動物病院でも確認できます!
上記施設には捕獲・保護できなかった場合でも目撃情報を伝えることが可能。
必死に探している飼い主さんに辿り着ける可能性が高くなります♪
③情報の拡散
↑これは指名手配😅
保護したらすぐに情報を拡散してもらうと飼い主さんに届きやすくなります^^
迷子ペット専用の掲示板がたくさんあるので活用すると良いと思います。
しかし飼い主さんによってはSNSを利用しない方も。
チラシを作成して捕獲場所周辺の掲示板や動物病院・コンビニ・スーパーなどに協力してもらい、貼らせてもらうのも1つの手段です。
記載情報には迷子ちゃんの
・写真
・特徴
・捕獲場所、日時
・保護主の連絡先 または届け出た警察署の電話番号(警察署に要相談)
などを載せます。
④迷子ちゃんの飼い主が見つかったら/見つからなかったら
飼い主が見つかった際は必ず迷子ちゃんの飼い主であることを確認して引き渡します。
身分証や迷子ちゃんと一緒に写ってる写真などを確認することがポイントです。
保護して3ヶ月が経っても飼い主さんが見つからない場合、保護主に所有権が移ります。
3ヶ月経てば自分の愛犬として迎え入れることも、譲渡することも可能なのだそうです。(3ヶ月間は飼い主探しを続けなくてはいけません)
ちなみに保健所や動物愛護センターに収容された場合は適用される法律が変わり、保護期間がなくなります。
一定期間の飼い主さん探しが行われた後、譲渡可能と判断されれば行政や愛護団体を通じて新しい家族を探してもらえるそうです。
さてさて、ここまで長くなりましたが保護したいと願っても簡単なことばかりではなさそうですね。
保護するスペースの確保や時間に労力。
保護中に病院にかかる場合は経済的な負担も増えるでしょう。
助けたいという善意だけではどうしようもない時もあります。
今回調べてみて保護活動をされている方たちの尊さが改めて身に染みました。
1匹でも多く理不尽な扱いを受けたり、飼い主とはぐれて不安な日々を送るワンコが減りますように✨
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