呼び起こされた野生。

こんにちは。

コーイケルホンディエのハム、5歳5ヶ月です。

 

先日またもやお気に入りの「梅ヶ瀬渓谷」にハイキングへ行ってきました♪

 

月1ペースで通うほどのどハマりです( ´艸`)



 

 

以前ご紹介しましたが、この渓谷には水が染み出す岩壁が点在しています。

 

冬の時期はそこに氷柱ができるそうで、それを拝めたら・・・と真冬のハイキング敢行。

 

が!

 

結果的に氷柱は全くできていませんでした💦

 

意外と暖かかったんですね、残念。

 

来季に期待です✨

 

紅葉の時期はハイカーが多いという梅ヶ瀬渓谷ですが、年始に訪れた時と同じくこの日も閑散としていました。

 

あまり大きな声では言えないのですが、、、オフリードさせていただきました🐕

※万が一人とすれ違う際は都度リードをつけています。

 

ハムもこの渓谷が大好きで早く先に進みたくて仕方ないようです♪

 

 

そんな中、自然の力を思い知らされる事態発生!

 

どうやら崖の上に動物の気配を察知したらしいハム。

 

けたたましく吠え出し、あらぬ方向へダッシュ💨

 

コイケルは比較的飼い主の周辺から離れない犬種ですが、やはりこういう場面では野生の部分が出てくるんですね〜。

 

普段はどんなに離れても飼い主の視界の中にいるハムですが、あっという間にフレームアウト。

 

嗅ぎつけたニオイを追跡してもう姿は見えません。

 

ハムの性格と普段トレーニングしていることもあり、あまり焦りはなかったのですが、それでも愛犬が遠くに行きすぎて声が届かなければ呼び戻しは困難です。

 

この時痛感したのですが、日々のトレーニングはとても大切です。

 

ハムは基本的に2人の飼い主の指示によく従います。

 

けれど本能的なモードに入った時はいかに体が覚えているか、反射行動させられるかにかかっているのだと気づかされました。

 

ハムと接する時間が少なく、トレーニングをしない飼い主2号が大きな声で何度呼び戻しをかけてもその声はハムには届きません。

 

もう1人の飼い主の呼び戻しに応じたのは、日常生活でハムの体が覚えていたからだと思います。

 

その時の様子を一部撮影していました↓↓

 

どうやら呼び戻しの口笛に反応して帰ってきた模様。(口笛での呼び戻しもトレーニングしています)

 

あともう一つ、普段の関係が奏を功したようなんです。

 

我が家は普段から飼い主の意思もハムの意思も尊重するように心がけて接しています。

 

例えば散歩中に何かニオイが気になってリードをグッと急に引っ張った時。(ニオイ嗅ぎたいハムの意思)

 

飼い主はその瞬間足を止めて呼び戻します。(引っ張ってほしくない飼い主の意思)

 

そしてハムがすぐに戻ったら、リードが張らない状態でハムの行きたかった場所へ一緒に行きクン活にお付き合いします。

 

必ず先に飼い主の意思に従ってもらい、次にハムの意思を尊重します。

 

この順番が非常に大切。

 

この行動を徹底すると「呼び戻しに従った後には自分のやりたいことをさせてもらえる」と愛犬が理解するようになります。

 

今回も呼び戻した後ハムの行きたい方向へ少しお付き合いしました^^

 

その後「もう終わり〜」と声をかければ、お目当ての獲物に到達できなくともハムはすでに冷静になっていて、いつも通り飼い主の周辺から離れなくなります。

 

とはいえ、気配だけでなく野生動物が目の前に現れていたら状況は変わっていたかもしれません。

 

トレーニングも重要ですが、何よりも自然を侮らないことが一番大切ですね。

 

ワンコは野生に近い生き物だとしっかり認識して行動しようと、再確認する出来事となりました。

 


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