ヌルヌルを撃退!
こんにちは。
コーイケルホンディエのハム、4歳4ヶ月です。
愛犬の食器を洗ってもなんだかスッキリしない・・・
そんなことを感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか?
|ヌルヌルの正体は「膜」!
ガラスを愛犬が舐めると水拭きしても取れない「膜」が張りますよね。
実はその膜こそがヌルヌルの正体だった!
複数の微生物が集まって形成する「バイオフィルム」と呼ばれるものだそうです。
他にも歯垢、花瓶のヌルヌル、排水溝のヌメリもバイオフィルムだと考えられています。
そうは言っても、なぜ人間用食器洗剤(中性洗剤)で毎回洗ってるのにヌルヌルしちゃうんでしょう?
どうやらヒトとワンコの唾液成分には違いがあるようです🔍
人と犬の唾液の違い
犬は弱アルカリ性、人は中性〜弱酸性の唾液をもっています。人の場合、デンプンを摂取するとアミラーゼによって糖分ができ、口腔内細菌がこの糖分を栄養に酸を産生することと、鼻呼吸であることが中性〜弱酸性の環境を作っていると考えられています。一方、犬は基本的に口呼吸を行い、唾液中のアミラーゼ活性が低いことからアルカリ性と言えます。
犬の唾液の特徴
犬は唾液がアルカリ性なので、虫歯になりにくいという特徴があります。虫歯は、虫歯菌が食べ物に含まれる糖分から酸を作り、これが歯のカルシウムやリンを溶かしてしまうことによって起こります。犬の場合は、そもそもアミラーゼ活性が低いので酸性物質を生じにくく、アルカリ性である唾液が酸を中和することができるのです。しかし、歯垢がたまり、それらや細菌の代謝で生じた物質が唾液中のカルシウムやリン酸とともに石灰化した歯石となりやすく、歯周病を引き起こすことが多いと言われています。
犬の食器がヌルヌルする理由
犬の唾液や食べかすなどが付着した食器をすぐに洗わないと、バイオフィルムであるヌルヌルが発生します。人も犬も、口腔内細菌の種類は600種以上とあまり変わりません。しかし、犬は食器に直接口をつけてご飯を食べたり食器を舐め回したりしますよね。この点で、人と比べて歯周病菌や口腔内細菌が食器につきやすいのです。
|ワンコに適した食器洗剤は?
アルカリ性の汚れには酸性の洗浄剤が効果的✨
「酢」や「クエン酸」は簡単に手に入りワンコの唾液の膜を破壊してくれるそうです。
中にはお酢の臭い残りを嫌がる子も。
クエン酸を使用する際も成分が残らないようにしっかりと洗い流すことが大切です。
もちろん中性洗剤を使っても問題ありません。
ただし前述のようにヌメリがスッキリ落とせない、場合によっては洗剤の成分がバイオフィルムに付着して残ってしまうこともあるそうです。
こちらもしっかりすすぐ必要がありますね^^
|おすすめワンコの食器洗剤♪
一番安心して使えるのはやはりワンコのために作られた洗剤。
ヌメリも一掃、しかも安全に使えます。
我が家でもしばらくワンコ専用洗剤使っていました♬
「パーム油」と「クエン酸」配合でスッキリ✨
気に入ってしばらく使用していましたがコストが少し高め💦
300mlで約1,000円です。
さらにワンプッシュの量が少ないので3、4プッシュしてしまうんです〜。(自分の問題だけど・・・)
だからすぐになくなっちゃう😭
そこでもう1つおすすめの洗剤あります!!!
個人的な感想ですが洗い上がりは「やさしい洗剤」と遜色なし♪
無香料&無着色で鼻が利くワンコにも良さそうです。
ただし成分に界面活性剤が入っているのでしっかりすすぐ必要があります。
500mlで440円✨
我が家は現在こちらを使用中♪
コストを抑えてスッキリ洗い上げたい飼い主さんにおすすめです^^
※ヌメリが強い時は落ちにくいのでぜひ「クエン酸」で!秒で落ちます♪
|洗うときのコツ💡
バイオフィルムは時間の経過とともに形成されるので食後すぐに洗うのがポイントだそうです。
さらに週1回漂白や煮沸消毒をするとより安心♬
愛犬には食器を清潔に保って美味しいご飯を楽しんでもらいたいですね(´∀`*)
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