スピード勝負!愛犬をノミから守る!!
こんにちは。
コーイケルホンディエのハム、2歳2ヵ月です。
愛犬のノミ・ダニ予防していますか?
実は先日の旅行でノミに襲われたハム。
駆除のポイントは「早期発見=スピード」でした。
|ノミが寄生するきっかけとは!?
ノミの基礎知識。
ノミは昆虫の仲間で、日本では約80種類存在するといわれています。大きさは約1.5〜3mmで、高さ30cm程度までピョンピョンと飛び跳ね、犬や猫など動物の体に寄生して吸血する特徴があります。
ノミは春から秋にかけて発生しやすくなります。気温や室温が13℃以上になると繁殖しはじめ、約20〜30℃で繁殖サイクルが活発になり大量発生しやすくなります。このため、冬場の暖かい室内でも油断できません。
夏場など条件によっては、卵から孵化して卵を生むまでに最短で2週間前後のサイクルを繰り返し、爆発的に繁殖していきます。
またノミは家の中のカーペットやソファ、人間のベッド、犬の寝床、床、湿気のある場所などにも卵や幼虫、サナギが生息している可能性があります。室温やペットの飼育など条件がそろうと一気に増えてしまう恐れがあリます。しばしば人も吸血され、発赤と強いかゆみが続きます。室内を清潔にして、ノミが犬や猫の体を吸血したり、さらに卵を産んだりしないように予防・駆除する必要があります。
ノミは、ダニと間違われることがあります。ノミと違い、犬に関係するマダニはクモの仲間で約1〜5mm程度の大きさで、犬に寄生して吸血すると、約1cmの小豆大サイズにふくらむという特徴があります。
なぜノミが?キッカケはいつ?
予防薬を使用していない
ノミ・ダニの予防薬を使用していないと、犬の体に寄生する可能性が高くなるので、定期的な予防を行いましょう。
散歩中に外からもらってきた
お散歩中、藪、草むらの中に入ることや他の犬との接触などで、犬の体にノミが寄生することがあります。最近、里山の近くでは猪や鹿が増え、街に出没することもあります。これらに付いたノミなどの外部寄生虫が街で繁殖し、犬に寄生する可能性も増加すると考えられます。
もともとあった卵が孵化、幼虫やサナギが生息してしまった
カーペットや室内の湿った場所で卵や幼虫、サナギが生息していると、ノミが犬に寄生する確率が高くなります。
人や犬、外を出入りしている猫から寄生した
ノミは犬や猫だけでなく、人間や野生動物にも寄生します。特に多頭飼いの場合は、全頭の予防をしていないと、犬同士の接触で大量発生する可能性があります。また、猫を一緒に飼っていたり、外出先などで猫と接する機会がある場合も要注意です。犬に付くノミの大半は猫ノミのため、飼育環境によっては犬よりも猫に気を付ける必要があります。
犬のブラッシングやシャンプーをサボりがち
日々のブラッシングや定期的なシャンプーを行うことで、ノミの糞やノミの寄生に早期に気が付く可能性が高くなります。
悪条件が整ってしまっている
部屋を閉め切りがちだったり掃除機をサボりがちだったりすると、フケやホコリ、湿った場所を好むノミの幼虫にとって好都合な条件となってしまいます。部屋の隅やソファの下、カーペットなどもしっかり掃除を行いましょう。
思い出すだけで体が痒くなってきます(笑)
こうして原因を調べてみると、いつ・どこで寄生されても不思議ではないんですよね。
本当に予防薬はとても大切です。
|ノミが寄生したサインは?
愛犬のこんな仕草はノミの寄生を疑いましょう↓↓
・足で顔や体を掻いている
・ 前歯で体を噛んでいる
・ 地面に体をこすりつけている
・ 肌が点々と赤くなっている
・ 毛に黒いフケ状の塊(ノミの糞)がある
・ ジュクジュクした皮膚の炎症がある
・ 毛が薄くなったり脱毛したりしている部分がある
■チェックポイントはここ!
愛犬の体でノミの巣に狙われやすい部位は自分では掻くことができない
「尻尾のつけ根」
です。
ハムのものではありませんがノミがつくとこんな感じです↓↓
黒っぽいものがポチっとあり、よ~く見ると動いています。
ノミは気温13度以上で繁殖します。
寄生すると8分以内に相手の血を吸いメスは36~48時間以内に約40~50個の卵を産みます。
その卵は1日~6日で孵化して幼虫となり、2度の脱皮を経てさなぎから成虫となるのです。
その一生は1~2ヵ月です。
愛犬の毛をかき分けて地肌に黒ゴマのようなものがついていたらそれはノミの糞です。
これもハムではありませんが、ノミの糞はこんな感じで塊になっているそうです↓↓
糞があったら寄生されているのは確実と言えるでしょう。
愛犬が寝そべっている床などをコロコロすると、体から落ちたノミが付着してきます。
コイケルのような長毛種は長い毛の奥に入り込んでいることが多く、ノミが生きている間は全てを手作業で取り除くのは困難です。
見えている以上にノミがくっついていると思って間違いないはずです。
|日頃から小まめなチェックを!
幸いハムの場合は卵を産みつけられる前に駆除できました。
ノミの糞も見つかりませんでした。
気がついた頃には帰宅後3、4時間経っていましたがいろいろな偶然が重なって拡散を防げたようです。
・旅の最終日に寄生されたこと
・帰宅後すぐにハムをシャンプーしたこと
・旅の衣類は帰宅後すぐに洗濯したこと
・ノミの存在に当日中に気がついて大まか取り除けたこと
・ハムが寝ていたためほとんど家の中を移動しなかったこと
・気づいた後はハムをケージに隔離して部屋も閉め切ったこと
・ノミダニ駆除薬を服用していたこと
シャンプーの時点でかなり取り除けていたかと思いますが、その時はノミの存在に気がついていませんでしたし、その後も結構な数のノミが残っていました。
恐るべし、ノミの生命力・・・。
我が家では散歩後のブラッシングと毎日のシャンプーを欠かしません。
愛犬の体はかなりチェックしている方だと思うのですが、それでも見逃してしまうほどの小ささ!
地肌までまじまじと見ることは少ないので、発見までに数時間かかってしまいました(汗)
この事件以来、毎日全身の地肌を穴が開くほど見つめています (-ω-。`)
|ノミの駆除方法は?
■これだけは絶対しないで!NG行動
ノミは絶対に手でつぶしてはいけません!!!
初めて見ると「これなんだろう?」と手で摘まんでしまいがちですが、つぶした瞬間にメスのノミから大量の卵が飛び散ります。
誤って人間の口にでも入ったら飼い主が感染症にかかりかねない由々しき事態です!
そんな時はノミ用コームで取り除くか、なければ粘着力を落としたコロコロが便利です。
我が家はノミ用コームがなかったのでコロコロで応戦。
長毛種のコイケルからノミを1匹ずつ取るのは容易ではありませんが、しっかり捕獲できます。
コームに着いたノミは中性洗剤を少し薄めた液体に浸けて取り除くと撃退できます。
■何度でも掃除機!何度でもコロコロ!
実は予防薬を飲んでる愛犬に居座ったノミ(成虫)は約24時間で駆除されます。=死んでしまいます。
ハムが服用している「ネクスガードスペクトラ」は約6時間で駆除するため卵を産みつけられずに済むと謳っています。
つまり予防薬を飲んだ愛犬は無敵☆彡
従って愛犬の体から逃げ出したノミたちをいかに駆除するかが重要なのです。
これが出来ていないとノミとの戦いはエンドレスに続きます。
我が家はノミに寄生されたハムが使ったハムのベッド・タオルは全て処分しました。
そしてハムの体のノミが死に絶えるまではひたすら家中を掃除機&コロコロ。
掃除機に吸われたノミはほぼ確実に死んでしまうそうです。
寄生された翌朝にはハムの体のノミは完全に死滅していました。
家の隅々を何度も何度もノミチェックしましたが、こちらもクリア♬
しかしここで気を緩めてはいけません!!
仕上げの「バルサン」を焚きます。
※ペットを飼っている家でバルサンを焚く際にはいくつか注意点がありますので、別途確認してから使用してください。
これでひとまず安心です♬
※ただし卵とさなぎにバルサンは効きませんので、2~3週間後に再びバルサンを焚くことをお勧めします。
|念のため動物病院で受診。
すでにノミも死滅していましたが、騒動の翌朝動物病院へ。
コロコロのシートに付着したノミをサンプル用に持参です。
先生にも確認して頂きハムの体にはノミも残っておらず、糞も見当たらなかったので「何もしなくて大丈夫」とお墨付きを頂きました。
我が家は大パニックでしたが、先生的には「非常に軽いケース」だったようです。
酷い子はみっちりノミが寄生しているのが普通なんだそうです。
それでも病院から帰宅後またまたシャンプー(笑)
今度こそハムの体からノミの死骸を全て撲滅です!
※ノミに効果的なシャンプー方法はコチラ→https://okanon1220.com/1068.html
今回の騒動は幸いにも短期間で終息しましたが、しばらくはトラウマになりそうです。
未だにノミチェックが止められません。(出てきたことはないけど・・・。)
今後は自然豊かな場所を散歩する際は、夏以外も虫よけスプレーをしっかり使おうと反省したのでした。
気温も下がりノミとは縁遠い季節ですが、皆様もお気を付けください!
ひぇ〜大変でしたね…ダニは何度か見たことがありますが、ノミは初めてです。最初に気付いたキッカケは何ですか?うちも気をつけねば…因みに去年レジーナリゾート御影用水さんに1泊お世話になりましたよ!
お久しぶりです!本当に鳥肌モノでした。
きっかけは、寝ているハムをじ~っと見つめていたら白い毛にゴマ粒みたいなのが見えて、あれ?と観察してみたら動き始めたという感じです。
それで体中チェックしたら結構いてゾワゾワしました~。気温や条件を考えると富士のホテルの犬用ベッドが怪しい気がしています(笑)
やはり宿泊するなら犬の知識が豊富で管理の行き届いているホテルが安心かもしれません。もしくは虫がいそうな設備は使わないとか。(樹海の可能性も高いんですけど・・・。)
御影用水も良さそうですよね♪お食事が気になります~^^