落としどころ。
こんにちは。
コーイケルホンディエのハム、4歳9ヶ月です。
我が家にとって愛犬のしつけは永遠のテーマです。
ずーっと悩みっぱなし🤣
ワンコの性格は「十犬十色」
問題行動は様々ですが、これは誰もが通る道ではないでしょうか?
散歩中のひっぱり癖。
コイケルパピーは好奇心旺盛、力もそこそこあるのでグイグイ飼い主を振り回します(笑)
今でこそ「上手に散歩しているね〜」と褒めてもらうこともあるハムですが、飼い主的にはまだまだ!
60点くらいです。
昔のように肩が抜けそうな程ひっぱられることはありませんが、やはり気になるものがあれば、飼い主と違う方向に向かってしまうことも。。。
街でも同じ悩みで困っている飼い主さんをよく見かけます。
愛犬にひたすら着いていく飼い主さん。
無理矢理リードをグイッとひっぱる飼い主さん。
「あらー」と笑いながら抱きかかえる飼い主さん。
おやつを取り出して「こっちだよー」と誘う飼い主さん。
対策は様々です。
とにかくリードがピンと張っている状態が嫌な我が家の飼い主。
リードにテンションを感じた瞬間に「ダメ」と伝えて呼び戻します。
再び歩き始めてもすぐまた違う方向に行くことも、もちろんあります。
そんな時はまたすぐ「ダメ」と伝えて呼び戻します。
根比べなら絶対に負けない飼い主です(笑)
昔トレーナーさんにその話をしたところ「犬からしたら『またかよ!めんどくせーな!!』って感じだよ」と言われてしまいました💦
では正しい矯正方法は?
そのトレーナーさんが教えてくれたのは「ショック」を入れる方法です。
リードが張ったその瞬間にリードを鞭のようにしならせます。
上手な人が行えば痛くありませんし、首も痛めません。
それでも愛犬は驚きと恐怖を覚えます。
我が家はできればその方法は使いたくはありません。
トレーナーさん曰く「1回目でしっかりインパクトのある叱り方ができれば、犬はその行動を繰り返さなくなる。中途半端なショックを毎回入れる方が犬にとっては不親切である。」
確かに一理ありますね。
だから初めて愛犬が失敗した時にショックをしっかり入れられるかどうかが重要なのだそうです。
でも最初からそんなに上手くできるのでしょうか?
飼い主だって最初は初心者です。
その点は大いに疑問です。
そもそもその方法を知った時点で、ひっぱり癖の常習犯だったハム😱
もうひっぱり癖は直せないのでしょうか・・・。
いえいえ!
我が家は相変わらず根比べを続けています。
愛犬を力で制御するのは即時に事故に繋がる時だけにしたい我が家。
力づくでしか導けないのは飼い主・愛犬ともに不幸ですよね。
そもそもワンコを初めて飼う人って、ワンコが自分の都合の良いように反応してくれるものと期待しがちな気がします(自分もそうでした!)
そして犬は飼い主に従ってくれる生き物と思い込み、上手くいかないとイライラしたり悩み始めたりする。。。(あるある!)
これってワンコからしたら結構迷惑ですよね。(ですね。。。)
彼らだって心ある生き物です。
突然色々な欲求が芽生えたり、言葉に出せない感情を行動に反映させているはずです。
正しいか正しくないかは別として、我が家はハムの躾においてとても大切にしていることがあります。
まずハムを理解すること。
理解した上でハムがやりたいこと、やりたくないこと、両方のバランスを保って導くこと。
コントロールではなく協調性を目標に日々のしつけをしています。
だから当然飼い主がハムに協力することもありますよ^^
我が家散歩のひっぱり癖はこうして矯正しました♪
①ハム、気になるニオイ発見。リードをグイッ
②飼い主、テコでも動くものかと立ち止まり、普通のトーンで呼び戻し
③ハム、仕方なく戻る
④飼い主、ハムを褒めて次の指示。「引っ張らずに歩いてね」と伝え、ハムの気になるニオイの元までついて行く(この時引張ったらやり直し)
⑤ハム、ニオイ嗅いでご満悦✨
これを繰り返していたら「まず飼い主に協力すれば自分の時も協力してもらえる!」と学んでくれました♪
時にはリードにテンションがかかる時もありますが、思い出したように自ら戻ってくるように。
行動が習慣化されたらニオイを嗅がせる時と嗅がせない時を半々くらいにし、毎回希望が叶うわけではないことも覚えてもらいます。
緊急時などは期待に沿えないこともありますからね。
それでも極力クンクン活動に付き合っています、日々の協力に感謝を込めて♡
正直こんなこと面倒くさくてやってられないという方もいると思いますが、これがハムと飼い主の落としどころです(≧▽≦)
「ひっぱり癖」が直って、「立ち止まり癖」がついたとも言うかもしれませんが😂
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