犬と遊ぼう~誘惑ゲーム~
こんにちは。
コーイケルホンディエのハム、1歳7ヵ月です。
日常生活で最も役立つコマンドはもしかすると「呼び戻し」かもしれません。
そんな「呼び戻し」の質をぐぐっとあげるゲーム始めてみました♪
|「呼び戻し」を極める!
先日紹介した書籍「ザ・カルチャークラッシュ」によると、呼び戻しにはいろいろなレベルがあるのだそうです。
幼稚園レベルの呼び戻し
2人の飼い主が両端に立ち、交互に子犬の名前を呼ぶ。
犬が呼ばれた方へ行ったらその都度オスワリをさせる。
小学校レベルの呼び戻し
1人がハンドラー、もう1人が誘惑者役をする。
ハンドラーはおやつ・おもちゃなどは一切持たず自分は何も持っていないことを犬に知らせる。
一方誘惑者はおやつやおもちゃなど一式携えるが、犬にはそれを見せるだけで実際に与えることはしない。
少し離れた場所からハンドラーが犬を呼ぶ。
犬が誘惑者の近くへ行って興味を引こうと鳴いたり手でつっついたりしても誘惑者は完全に無視をする。
犬がハンドラーの方へ近づいてきたら大げさに褒め、誘惑者はすかさずハンドラーの元へ行きご褒美を与える。
この練習を繰り返し、室内で完璧にできるようになったら屋外でも完璧になるまで繰り返す。
「なるほど~」と感心してしまいました。
さらには「高校レベル」→「大学レベル」と上がっていきます。
簡単に説明すると「高校レベル」は犬の狩猟本能を利用したトレーニングを行い、愛犬が全速力で飼い主の元に戻るようになることです。
「大学レベル」ではいかなる状況下でも「高校レベル」の全速力呼び戻しが出来る状態のことだそうです。
例えば「他の犬と遊んでいる」「地面のニオイを嗅いでいる」「リスや鳥を追いかけている」などなど。
「オイデ」のコマンドで100%全力疾走で飼い主の元に戻る。。。
まるで夢のようなお話です。
「高校・大学レベル」の呼び戻しトレーニングについては本に詳しく書かれていますが、それに触れると長文になってしまうので、またいつかご紹介したいと思います。
月並みにハムの呼び戻しが出来ていると思っていましたが 、本を読んで我が身を振り返ると実は「幼稚園レベル」に毛が生えた程度でした(汗)
お恥ずかしい (´∀`;)
|ワンコも楽しく♪誘惑ゲーム
まずは「完璧な小学校レベル」を目指すべくトレーニング開始!
と言っても毎日誰かをお招きするわけにもいかず、我が家流にアレンジしたゲームを実践中です♪
方法はコチラ↓↓
- 愛犬の好きなおやつベスト3を用意
- 愛犬を座らせて待たせる
- 目の前にベスト2とベスト3のおやつを並べる
- 飼い主はベスト1のおやつを持って、並べたおやつの先に立つ
- いくつか基本的なコマンドを出す
- 最後に「オイデ」と呼び戻し、途中のおやつを食べずに来たら成功♪
- 戻ってきたらベスト1のおやつを与え、並べて置いたベスト2・ベスト3も与える
本で言う「誘惑役」をおやつに置き換え、さらには飼い主のコマンドにどれだけ集中できるかも試せる遊びです (o’∀`o)
誘惑ゲームスタート♪
動画には映っていませんが、実は1回目では呼び戻しの際に「おやつ2」を先にパクリ。
まんまと罠に引っかかっていました(笑)
本来はそういったことがないように阻止しなければいけないそうですが、普段からコマンドの練習をしている子は注意さえすればすぐにルールを理解すると思います。
このゲームの面白いところはルールを理解した後でさえ目の前のおやつに気を取られて飼い主のコマンドになかなか集中できないところです。
回を重ねるごとにそのソワソワ感が薄れていくので中々興味深い (・∀・)
徐々に「飼い主のコマンドに従えば他も後々手に入る」→「飼い主に従ったほうが良いことが起こる」と意識するように。
屋外はもっと誘惑で溢れかえっているので、それに負けないくらい魅力的な飼い主にならねばー!!!
・・・ですが、そういった流れを作るのに一役かってくれそうなゲームです。
是非愛犬と一緒に遊んでみてください♪
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