「梅ヶ瀬渓谷」へ行ってきました!
こんにちは。
コーイケルホンディエのハム、5歳4ヶ月です。
朗報!!!
ついに我が家の「理想郷」を見つけました✨
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当に我が家の理想にピッタリなんです^^
ワンコによって理想的なスポットはまちまちですが、我が家の理想4箇条はこうです↓↓
・綺麗で穏やかな流れの川がある
・しかも深いところも浅瀬もある欲張りスポット
・自然を楽しみながら安全にハイキング♪
・サクッと行って帰れる
これらが揃えば満点です♪
そんなハム的テンションMAXスポットが「梅ヶ瀬渓谷」だったのです!
|「梅ヶ瀬渓谷」ってどんなところ?
そこは今まで何度か行ったことのある千葉県大多喜町「養老渓谷」のすぐお隣!
全然知りませんでしたぁ〜😅
千葉の渓谷といえば「養老渓谷」のイメージがあまりにも強くて・・・。
他の渓谷があるかどうかなんて調べたことありませんでした💦
「梅ヶ瀬渓谷」に電車で訪れる際の利用駅は「養老渓谷駅」
ね、とても近いですよね。
それもそのはず、養老渓谷を流れる養老川の支流が梅ヶ瀬川。
その梅ヶ瀬川が丘陵を侵食して「梅ヶ瀬渓谷」ができたのです。
なんて説明しても上手に伝わらないと思いますので、楽しかった1日の写真と共に「梅ヶ瀬渓谷」の魅力をご紹介します♪
|ハムの理想郷みーっけ♪
この日は12月だというのに気温がグンと上がって、いかにもお出かけ日和。
しかし油断することなかれ!
渓谷は日光が届かず寒いので防寒を忘れずに^^
まずハイキングのルートマップをご紹介↓↓
「沢ルート」を進むなら駐車場は「梅ヶ瀬渓谷入口大駐車場」が便利です。
(利用料1日500円 2022年12月現在)
Googleで検索すると出てきます♪
駐車場への道は幅が狭くなる箇所がありますので利用の際には安全運転をお願いします🙇♀️
駐車場には簡易トイレがありました。
管理人さんのお話だと、この駐車場から「沢ルート」を利用し「日高邸跡」まで約1時間。(往復2時間)
「沢ルート」→「尾根ルート」→「見晴らしの道」を通って駐車場に戻ると約3時間だそうです。
我が家は午後13時半頃に到着したのですが、かなり出遅れたようです😓
自然を散策する場合は日暮れまでに戻るのが基本。
12月ともなればあっという間に日は沈みます。
山レジャー慣れした他の方はすでに戻り始めているではないですかっ。
「急いで行ってきます!」と管理人さんに告げ、いざ入山💨
駐車場から渓谷へ続く道。
両サイドにそそり立つ石の壁が特徴的です。
歩き始めてすぐに川が見えてきました。
水・・・綺麗に見える!
川まで降りて近づいてみると・・・
やっぱり綺麗だ😍
川底が砂なので入れば一瞬で濁りそうですが、水質は間違いないようです。
くぅー、テンション上がります⤴︎
地形も面白い♪
もちろん渓谷らしい鬱蒼とした景観も。
ハムのワクワクも止まりません^^
こういうちょっと深いところも流れはほぼなく、安全に遊べそうです。
夏が待ちきれません(((o(*゚▽゚*)o)))
ところで自然の中は道がよくわからなくなってしまったりしますよね。
そんな時はピンクのリボンを探しましょう!
沢ルートには所々ピンクのリボン(たまに道標も)が木に結ばれていますので、それを頼りに進みます。
なぜそんなことをわざわざお知らせするのかと言うと・・・。
実はこの沢コース、川に沿って遊歩道が設けられているわけではなく、何度も自ら川を横断する必要があるからなんです。
そうこうしている間に進む道がわからなくなったり、川を渡るポイントがわからなくなったりします。
でも大丈夫!
川を渡る場所にはなんとなーく「誰か石置いてくれた?」みたいな雰囲気があります(笑)
こういう川渡りを何度も繰り返します。
そしてこれが楽しいんです!!!
流れも穏やか、水量も多くはありませんが、普通のスニーカーで行くと後悔することになります。(ハイ、後悔したうちのひとりです💦)
ずっと川を進むのかと思えばこんな林も。
ハムもこのドヤ顔です↓
実はこの「梅ヶ瀬渓谷」は紅葉の名所なんです🍁
もう12月に入っていたのでほとんど落ちてしまいましたが、残っていた紅葉が水面に映って綺麗✨
道中ずーっと紅葉と落ち葉の絨毯が続いて、それはそれで趣があります♪
来年はぜひ紅葉全盛期にも来てみたい!
「沢ルート」は前日雨だったわけでもないのに道も空気もしっとり。
その中でもとりわけ水分量が多かった場所がこちら。
マップにある「ぬれ壁」でしょうか?
ぬれ壁はずーっと水が滲み出ているようで、、、
何時間でも聞いていられそうな自然の音楽(*˘︶˘*).。
癒される〜。
まだまだ道半ば!
もっと聞いていたい気持ちを抑え、先へ進みます♪
目まぐるしく景色が変わっていくので歩いていてとても楽しいです♪
ハムもご満悦の様子。
そしてここが沢ルートの見所(!?)
「せせらぎの階段」です。
ちょっと鬼の洗濯岩っぽい^^
ハムはズンズン進んでいきます🐕
所々岩壁に穴が空いています。
何に使われていたのか気になりますー。
さぁ、今回の目的地「日高邸跡」まであともう少し!
過去の台風被害でしょうか?
道がラフになってきました。
見えてきました♪
この土地の偉人「日高誠実(ひだかのぶざね)」の屋敷があった場所ですが、現在建物はありません。
しかし県内有数の紅葉の名所として紅葉の季節にはたくさんのハイカーが訪れるそうです。
この写真からもその様子は想像に難くないでしょう。
圧巻の紅葉の絨毯✨
葉が落ちる前は紅葉天井が楽しめるそうです( ´艸`)
行きはハムも飼い主もいろんなことに興味津々で、ここまで1時間半かかってしまいました(笑)
日没までに戻るべく、復路はめちゃくちゃ早歩き💨
1時間弱で駐車場に戻ってセーフ!!!
我が家の車以外誰も停まっていませんでしたが・・・😓
それでも優しい管理人さんは待っていてくれました♡
(出発の時「なるべく待っているけど、もしかしたら先に帰るかも〜」と言われていました)
とにかく大満足の「梅ヶ瀬渓谷」✨
今後は度々遊びに行くことになるかもしれません♬
ちなみに・・・
千葉の渓谷は「ヤマビル」が多いそうです。
以前「豊英大滝」で出会った地元の方のお話では「キョン」が住み着くようになってヤマビルを連れてきたそうです。
「ヤマビル」は落ち葉の下など湿気の多い場所を好み、活動時期は4月〜11月。(6月〜9月が最盛期)
今回は12月に訪問したため1匹も見かけませんでしたが、活動時期に訪れた人のブログなどではヤマビル大量発生の記事を見かけました。
怖いよ〜😱
実は念のために塩を持参した我が家。
使わずに済んで、本当に一安心です。
養老渓谷がある大多喜町のFBでヤマビル対策が紹介されていましたので抜粋させていただきます。
ヒルは血を吸う際に「ヒルジン」という血を凝固させない物質を体内に注入するため、血がしばらく(バンドエイド2枚分くらい)止まらなくなります。
ヒルで亡くなったという事例はありませんが、アレルギーを持っている方が吸われると赤く腫れたり、ひどいかゆみを帯びたり、傷跡がなかなか治らないということがあります。
一方、なんともない!という方もいます。
<<対策>>
①肌を出さない。夏でもズボン・くつ下を履く!
※ソックスインすれば「ほぼ完ぺき」
(完ぺきになるにはステップ②が待っています)
②靴底~ふくらはぎくらいまで、ヒルが苦手なものを噴霧します。
※市販の虫よけが手軽で効果があります。呼吸器系の敏感な方は、スプレーより、ミストタイプのものや、天然由来のものが良いでしょう。(竹酢や塩水(←火にかけて溶けなくなる濃度)を噴霧します)
③活動中こまめにヒルチェックして、服についていたら払うか、虫よけスプレー等をかける(体についてからすぐに血を吸うわけではありません)。
④もしもヒルに血を吸われていたら・・・無理にはがさない。
ヒルには「口ばし」があり、無理をすると傷が大きくなってしまいます。②の「ヒルが苦手なもの」をかければ、ヒルは自ら落ちます。
ヒルに吸われた傷口はきれいな水で「ヒルジン」をぎゅっと絞り押し出すように洗ってから、消毒し、バンドエイドを貼ります。
ヤマビルが苦手なものは色々あるようですが食塩:水を2:8(濃度20%以上)で溶かしたものが効果的なようです。
首や足首にこの食塩水(その他の忌避剤でも)をつけた状態のタオルを巻くと、ヤマビルはそれ以上は上がってこれないため対策に◎
なんだかんだ運が良い我が家は今まで一度もヤマビルを見たり、被害にあったりしたことがありません。
今後はもっとしっかりと対策をして訪れようと思います。
ヤマビルは人や動物の「振動・呼気(二酸化炭素)・熱」を察知して近づいてくるため、ワンコの対策も忘れずに!
***追記***2023.11.9
今年9月の台風により現在梅ヶ瀬渓谷の遊歩道は立ち入り禁止となっています。
復旧の目処はついていないとのことです。
お出かけの際は現地情報をご確認ください。
***追記***2024.2.11
2023年12月より一部解除されました。
「尾根コース」は今も立ち入り禁止です。
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