奥多摩「百尋ノ滝」を目指してみた♪
こんにちは。
コーイケルホンディエのハム、6歳7ヶ月です。
最近春めいてきたので清流を求め奥多摩へ行ってきました♪
奥多摩には様々な見所がありますが、今回は「川苔山」近くの「百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)」を目指します✨
奥多摩はハイシーズンになると周辺道路も高速道路も激混み😱ですよね。
家族が平日休みを取れたこともあり、滅多にないチャンスと喜び勇んでいざ渓谷へ♪
|「百尋ノ滝」ってどんな場所?
「百尋ノ滝」は「川苔山登山コース」の途中に位置する奥多摩を代表する名瀑。落差約40mの雄姿とマイナスイオンを求めて多くの登山客が立ち寄ります。冬には滝が凍る氷瀑を楽しむことができます。
■アクセス■
奥多摩駅(駅を出てすぐ右、1番乗り場)から鍾乳洞行か東日原行バスに乗り、川乗橋で下車(乗車時間約15分)
↓
徒歩にて川乗橋バス停~川乗林道~細倉橋(林道)
↓
徒歩にて細倉橋~登山道~百尋ノ滝(登山道)
※コース入り口「川乗橋」周辺には公共駐車場がありません。バスは本数が少ないので時間に余裕を持って計画を!
■コースマップ■
|ハム、滝を目指す✨
さてさて、下調べの段階で少々問題が・・・。
それはルートの入り口「川乗橋」までバスを利用しなくてはいけないこと。
バスは小型犬であれば完全に覆われた状態で乗車可能だそうです。
中型犬のハムは・・・・NG😭
泣く泣く目的地を変更しようと思っていたその時!!
「川乗橋」から徒歩15分ほどの場所に「TOKYOトラウトカントリー」という管理釣り場があるのを発見🔍
事前に電話で問い合わせたところ、空いていれば駐車場を利用して良いと許可をいただきました。(利用料 1,000円/日)※2024.3現在
助かった〜。
もちろん施設利用者が優先となりますので、駐車場を借りたい場合は事前に連絡を。
この日は平日のためか利用者が少なく、無事停めさせてもらうことができました。
さらにもう1つ不安な情報が・・・。
「川苔山登山コース」は登山初心者も登れる人気コースなのに、なんと毎年滑落事故が発生し死亡例もあるとか。
怖過ぎます😱
行きに寄ったビジターセンターでも「気軽にできるハイキングではない!危険な登山道です!!」と念を押されました。
訪問時スニーカーを履いていたし、荷物を車に置いて手ぶらで入って行ったので驚かれてしまったのかもしれません💦
しかし、それは脅しでもなんでもなかった・・・。
駐車場をお借りした「TOKYOトラウトカントリー」には滑落事故の新聞記事が貼られており、「危ないらしいから気をつけて!」「帰り(下り)が滑るよ!」と教えていただきました。
出発を目前にかなり緊張感漂う情報です。
「無理は禁物」
を肝に銘じ滝を目指し出発したのでした。
空気がヒンヤリする曇りの日でしたが、眼下に広がる川の透明度はさすが奥多摩!
こうして眺めて歩くだけでも気持ちいい✨
テンション上がる〜〜〜。
下に流れる川に見とれていたけれど、なんと頭上にはトロッコ(?)が頻繁に行き来する珍しい光景も。
15分ほど歩いて登山ルートの入り口「川乗橋」に到着。
※「川乗橋」停留所もここにあります
ここから林道に入ります。
ゲートは閉まっているので自分で開けましょう。(左側に人ひとり通れる隙間があるのでそこを通ってしまいましたが・・・)
地図もありましたよ↓↓
林道は広くて歩きやすい♪
歩き進めると山側から落石やら枝やら落ちてきていて、少々不安になります💦
川はだいぶ下を流れています。
杉がいっぱい!
花粉症の方はお気をつけください⚠️
これまで安全な林道を歩いてきましたが、「細倉橋」からは危険の多い登山道を進みます。
※ちなみに林道では時折車が通過しますので要注意!
ここが細倉橋↓
登山道に入ると川が近くなっていました^^
のっけから橋に苦戦💦
同じような橋がこの後何度も登場します😱
「な〜んだ、安全そう♪」と思っていたけど、あっという間に・・・
崖
犬連れで歩くには少々狭い道幅です。
落ちたら遥か下に見えるあの滝に真っ逆さま・・・。
で、さらに進むとコレ↓↓
少しでもハムが引っ張ろうものなら・・・ハイ、考えたくもないです。
ようやく安全なポイントに到着♪
目的地はまだまだなので先を急ぎます。
再びハムにとって難易度の高い木の橋が出現↓
さらにここにも・・・↓
写真で見ると感じないかもしれませんが、実際に歩くとかなり道幅が狭く感じられます。
常に体の重心を山側に傾けて集中!
登山道には小石・小枝がたくさん落ちていて、注意しないと簡単につまずいてしまいます。
もちろん濡れた地面や枯葉も足を滑らせる原因になるので、そんな時はペンギン歩き🐧
※陽の当たらない場所ではまだ氷が張っている箇所も
落ち葉で隠され谷と道の境目が不明瞭で、踏み外さないためにも極力山側に沿って進むのでした😰
落石・倒木もすごい💦
当然振り返ったり、写真を撮るときは完全に停止してからじゃないと危険過ぎます⚠️
そのため道中、あまり写真を撮ることができませんでした。
そして我が家にとって最大の難所がやってくるのでした↓↓
岩のちょっとした凸部に足をかけて登らなくてはいけません。
写真では確認できないけれど、橋へ到達する直前の足場はげんこつくらいのサイズのものも。
しかも足場は濡れています。
どーする!?
ヒトは慎重に進めば登れそうです。
ただし帰りは濡れた岩場を下ることになるのでリスクが高まります。
なによりハムにとってはかなり厳しい足場。
家族会議の末、ここで引き返すことに決めました。
もう少しで滝が見られそうだったので、本当は行きたかった(笑)
けれど自然を侮ってはいけませんね。
時には諦めることも大切です。
※まだまだやる気に満ちているハム
川苔山へのモデルコースは「川乗橋⇒百尋ノ滝⇒川苔山⇒鳩ノ巣駅」の順に周ります。
帰宅後調べたところ、このコースは滑落多発箇所を通過しますが、上りのためリスクが軽減されるそう。
危険箇所を下り(コースを逆周り)で利用する登山客に事故が起きやすいのだとか。
先程のポイントは滑落多発地点ではありませんが、足場も悪くピストン予定だったのでやめておいて良かった😮💨
見ることは叶いませんでしたが、断念した橋の先には渓谷沿いに歩く道が続いているそうです。
楽しそう♪
百尋ノ滝の直前に石を切った階段のような箇所があり、そこが滑落多発ポイントとのこと。
濡れていると非常に滑りやすいのだそうです。
手前に注意看板が立てられているので行く際には見落とさないよう注意してくださいね。
また、百尋ノ滝から川苔山山頂を目指す場合、滝を後にしてすぐに最大の滑落多発地点が出てくるとの情報も。
現在は丈夫な鎖が山側に取り付けられているとのことですが、慎重に進む必要がありますね。
さてさて、滝は諦め同じ道を戻った我が家ですが、行きがけに見た流れが穏やかな川でひと休みすることとしました^^
ハムは平気で入水するけど水温はかなり冷たいです❄️
長居せずに下山しましょー!
今更だけど、ようやく晴れ間がのぞきました(笑)
お日様に照らされて川も一際キレイ✨
途中断念となりましたが、川苔山登山コースは経験豊かなハイカーがワンコを背負って歩き続けられる場合に限りワンコ連れで完登できるように感じました。
なので道中に位置する「百尋ノ滝」も然り。
もしワンコもずっと歩ける安全な道があるのなら教えてくださーい。
再挑戦したいです(☆∀☆)
いずれにせよ我が家の登山経験はゼロに近いので、今回はこれが正しい判断だったと信じます✨
このコースは台風で通行禁止になることが頻繁にあるそうです。
多少なりともこのコースを楽しめたのは運が良かったのかもしれません♫
ハムはまだまだ登る気満々だったので、近々他の山や渓谷に行けたらいいな。
やっぱり愛犬と自然の中を散策するのは最高ですね💕
***おまけ***
駐車場をお借りした「TOKYOトラウトカントリー」のレストラン「メイフライ」でお食事してきました💕
犬連れはテラス席を利用させてもらえます♪
看板メニューはピザとスペアリブ。
せっかくなので両方お願いしました😁
ピザは薄い生地でチーズがとろとろ〜。
冷えた体が温まるくらい熱々で美味しいです!
スペアリブはオリジナリティ高い(≧∇≦)
想像以上のサイズ感。
しっかり煮込んであってトロトロホロホロです。
和風の味付けでとってもやわらかい角煮のよう✨
こちらも美味しかったです^^
ピザとスペアリブのみテイクアウト可。
月曜定休日です。
下山しても元気なハムでしたが、それでも疲れていたようでテラスでスヤスヤ↓↓
お腹も満たされ大満足で帰路につきました♪
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