メンタル強化トレーニング☆第2弾!
こんにちは。
コーイケルホンディエのハム、4歳11ヶ月です。
何度もブログで触れていますが、コイケルは繊細な心の持ち主です。
そう表現すれば聞こえは良いのですが、つまり「メンタル弱め」「キャパ小さめ」な犬種でもあります😅
中には大胆不敵なコイケルもいるかもしれません。
それでもよく耳にするのはコイケルの警戒心の高さや、慎重さです。
我が家が愛読している犬図鑑にも
「コイケルが警戒する態度を取るのは、一つにボディランゲージに対する過敏な性質に由来する。」
と記されています。
多くのコイケルオーナーさんにとって、うなづける特徴ではないでしょうか。
個人的にはこの性質が飼い主さんの悩みの種になっていることが多いと感じています。
ハムも例に漏れず、他のワンコや人の様子を自分なりの辞書で即座に解読・反応しているようです。
なので「吾輩の辞書にそのコトバはない!!!」と判断されたボディランゲージを発する相手をすごーく警戒します😂
そんなことからもコイケルパピーの社会化訓練は、他の犬種を飼う場合よりも一層力を入れる必要があると思う我が家です。
とはいえ、繊細さは悲観することばかりではありません。
一度信頼関係を築けたならば、コイケルはものすごく空気を読んでくれます。
いちいち口に出さなくても「こら!」という目つきだけで「自分は今、諭されている」と気がついて態度を改めることもできます。
一長一短ですが、気長にこの性質の良い点と悪い点に向き合っていくことが大切かと思います。
それでも少しずつキャパを広げてほしいというのが親心。
パピーの頃と比べれば成犬のトレーニングには時間がかかりますが、それでも努力する甲斐はあるそうです♪
以前紹介したメンタル強化トレーニング(過去記事→「メンタル強めの愛犬に育てる!」)の応用やってみました✨
今回使用するのは金属製の柵↓↓
ハムは昔からこの柵が大の苦手です。
どれくらい苦手かというと・・・
めちゃくちゃ避ける!
ガウ缶と言い、前回のメンタルト強化レーニングといい、ワンコは金属音が苦手なようです。
この柵も何かの拍子に倒れてガシャーンと音を立てて以来嫌いになってしまいました。
しばらく使っていませんでしたが、今回はこの柵の力を借りてハムのメンタル強化したいと思います♪
トレーニング1
大好きなチーズを横に倒した柵の隙間に置いて食べる
飼い主の予想に反し、ハムは全く問題なくおやつを取ることができました^^
画像では取りやすい柵の端に置きましたが、もっと届きにくい場所におやつを置いても結果は同じ。
トレーニング2
柵を立てておやつを置いてみる
どうやらハムが怖いのは横倒しになっている柵ではなく、立っている状態の柵。
手前に置いたおやつは楽々クリア✨
ところが柵の後ろにおやつを置くと状況が一変します。
ガチャガチャやって柵が倒れてくるのでは!?と心配してどうしても手が出せない💦
そこで難易度を下げてみることに・・・
トレーニング3
おやつを拾いながら柵の後ろを通ってみる
ハムにとってはこっちのトレーニングの方がマシだったらしい!
体の重心が後ろ足に乗っていることから、いつでも逃げる準備はできているようです(笑)
それでも頭を使いながらおやつをゲット☆
トレーニング4
おやつなしで柵の後ろを歩いてみる!
ブラボー✨
ハム、がんばりました♪
キャパを広げるためには軽いストレスを与え、ストレス耐性をつけさせることが良いのだとか。
一説によると母犬は自分の子犬を成犬の群れの中に1匹ずつ連れて行き、わざと酷い扱いをされるようにするそうです。
しばらくすると我が子を巣に連れ戻し、次の子犬を連れていく・・・。
ちょっと信じられないお話ですが、この行為こそ子犬のメンタルキャパシティーを広げる訓練を母犬自身が行っているというのです。
もちろん、なんでも闇雲にストレスを与えれば良いということではありません。
愛犬が今、耐えうるストレスにちょい足しして少しずつ成長を見守りたいものですよね。
トラウマになってしまっては本末転倒ですし😅
来月で5歳になるハムですが、今後の伸びしろに期待です✨
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